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【徒然なるままDIARY】

映画、音楽、写真(カメラ)、旅行、絵画、オーディオ等…作者「NOBU」の興味があることを書きます。

夢の途中

 映画「異人たちとの夏」をご存知だろうか。
 浅草を歩くといつもこの映画を思い出す。

 夕暮れ時の浅草は別の世界への入り口のような気がする。
 昼間の喧噪は薄れ、現実と非現実の境が曖昧になる。
 夢の途中にいるようだ…。

夢の途中①

 父は飲食店に入ると決まってビールと日本酒を1本ずつ飲んだ。
 ニコニコしながら少し赤い顔をしている。
 僕はそんな父を見るのが好きだった。

夢の途中②

 父は若い頃、浅草に来るとよく仲見世のカメラ店の陳列棚をながめていたそうだ。
 僕は浅草に寄ると必ず仲見世の店の前で立ち止まる。
 ディスプレイを眺める。父はいつかこんな感じだったのだろうか。

夢の途中③

夢の途中④

 父は毎朝欠かさずに体操をしていた。
 いつか新聞の折り込み広告の裏に詩のようなものを書いていた。
 後で見たら…「子供」「宝物」という言葉があった。

夢の途中⑤

 いつもニコニコしていた。
 怒った顔を見たことがない。

夢の途中⑥

 ここは別世界の入り口。
 日が傾いたら父に会えるだろうか。

(①~②、④~⑥ コンタックスRTSⅡ、プラナー85ミリF1.4、KODAK100)
(③ コンタックスT2、FUJI400)

テーマ:銀塩写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/03/28(日) 23:16:56|
  2. カメラ・写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

NOBUさん おはようございます。

NOBUさんの人となりが想像できます・・・お顔までもが・・・親父の重いでは男の子にとっては特別なものかもしれませんね・・・社会にでてからの方がより傍にいたかったかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 09:39:18 |
  3. ひげ #-
  4. [ 編集]

今も・・・

NOBUさん おはようございます

芸能人がテレビで言っている「花やしき」  こんなところだったんですネ・・・^^
行ったことないのに 懐かしい感じがします・・・i-228

お父様、きっといつも傍で見守っていらっしゃると思います。 今も変わらずニコニコと・・・i-228
 「子供」「宝物」胸が熱くなります。本当にその通りだと思います。
  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 11:26:46 |
  3. きつつき #bBmFigmc
  4. [ 編集]

別世界

こんにちは。
先日はコメントありがとうございました。

お写真と文を交互にみていくと、とても不思議な気持ちになります。
シャツの花や 花やしきのゴンドラが、お父様と一緒の、小さなNOBUさんの目線のようにみえてきます…。

「子供」「宝物」という言葉に、目頭が熱くなりました。
お写真とともに最後の文を読むと、自分も別世界に入っていきそうになります。
  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 19:28:10 |
  3. ginaso #-
  4. [ 編集]

夢で見たような

NOBUさん こんばんは。

1枚目はとても不思議な写真ですね。夢で見た映像を記録したような感覚です。
4枚目、5枚目もイイ感じですね。
  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 20:58:51 |
  3. クロチャン #-
  4. [ 編集]

 NOBUさん、こんばんは。

 「異人たちとの夏」は確か夏の夕方の雰囲気があったように覚えています。懐かしいですね。

 NOBUさんの写真と文章を読んでいると、もう会えない父親のことを思い出します。一緒に飲むこともなく、ましてや家族で旅行にも行くこともなかったのですが、今元気であれば飲みにも行けたのになぁと思います。田舎の兼業農家でただひたすら働いていた姿を思いだします。
 透明感のある写真ですね。プラナー85ミリを使ってみたくなりました。

  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 21:41:08 |
  3. 小田原のジジ #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます

 みなさん、こんにちは。

 >ひげさん

 ありがとうございます。

 父とはもっと話したかったです。
 ひざが痛くて歩けなくなったと弟から連絡がありました。
 駆けつけたかったのですが…家内が闘病中で行くことが出来ませんでした。
 その日の夜、父は別の世界に旅立ってしまいました(感謝していることをもっと伝えたかったです)。

 本当にそうですよね。
 ある時期まで父親に反抗・反発していても…感謝の気持ちがわき起こってきます。
 今、父が生きていたらもっと話したい、楽しんでもらいたいと思います。

 >きつつきさん

 ありがとうございます。

 「花やしき」は日本一古いジェットコースター(花やしきでは「ローラーコースター」と言っています)があります。
 スピードでは他のジェットコースターに負けますが…雰囲気がよくてまた乗りたくなります。
 「スリラーカー」もあります。
 ここでは子供に戻れます。

 父は不思議な人でした。
 他人の悪口を言わず、欲がなくて…いつもニコニコしていました。
 今は感謝の気持ちでいっぱいです。

 >ginasoさん

 ありがとうございます。

 先日拝見した絵画は想像で描いたのでしょうね。
 実際の風景よりも美しいと思いました。

 浅草は現代に間違いないのですが…時の流れが遅いような気がします。
 「花やしき」は子供の頃両親に遊園地に連れて行ってもらった記憶がよみがえってきます。
 
 父は口にはあまり出しませんでしたが…詩のような数行に気持ちが表れていたように思います。
 そのときはくすぐったいような妙な気持ちになりましたが…今は感謝の一言です。

 >クロチャンさん

 ありがとうございます。

 1枚目の写真は永井荷風ですが…ご存知だと思いますが、浅草にゆかりのある方々の写真があちこちに掲げられています。中望遠で絞りを開けて撮りました。周囲がぼけて不思議な感じがしますね。

 花やしきのゴンドラは子供の頃からあったような気がします。
 5枚目の写真は焼肉店が並ぶ路地です(浅草は焼肉店が多いです)。

 いつもは広角でスナップ写真を撮りますが…中望遠を構えると風景が違って見えます。
 これはカメラ・写真の楽しみですね。
  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 21:53:25 |
  3. NOBU #bf2PXrYQ
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2010/03/29(月) 22:01:08 |
  3. #
  4. [ 編集]

ありがとうございます

 小田原のジジさん、こんにちは。

 ありがとうございます。

 「異人たちとの夏」の劇中、主人公が父親と会うのは夏の夕方でしたね。
 「浅草演芸ホール」で(主人公の)見覚えのある男が父親でした。
 自販機でビールを買うシーンがとても印象的です(少し長めのレンズで撮っていたように記憶しています)。

 小田原のジジさんのお父様はご自身はもちろん、ご家族のことを思って一生懸命働いていらっしゃったのでしょうね。
 僕は思うのです。「働くこと」が家族への愛情の証だと…(僕の父も同じでした)。

 KODAKのフィルムを使いましたが…あっさり目に仕上がります。
 他のフィルムだともっと濃厚な感じが出ると思います。
 このプラナーは特別なレンズですね。
 さすがだと思います(使い手の技術は脇に置いておきます)。
  1. URL |
  2. 2010/03/29(月) 22:04:08 |
  3. NOBU #bf2PXrYQ
  4. [ 編集]

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