【徒然なるままDIARY】

映画、音楽、写真(カメラ)、ネコ、旅行、絵画、オーディオ等…作者「NOBU」の興味があることを書きます。

大林宣彦監督

 実家店が休みの時はなるべく母、弟と夕食を一緒にとるようにしている。
 先日、浅草で夕食をとった。

 待ち合わせ時間前に浅草に着いた。
 カメラは持っていなかったけれど、浅草の街をぶらっと歩いた。
 やはりむずむずする…。携帯カメラで少しだけ撮る。

夕方の浅草①

 以前、ブログに映画「異人たちとの夏」のことを書いた。
 ご存知の方がいらっしゃるだろう。山田太一氏の小説を大林宣彦監督が1988年に映画化した。

 離婚したシナリオライターが子供の頃に亡くなった父親と浅草で再会する。
 そしてその夏、主人公は(亡くなったはずの)両親と懐かしい時間を過ごす。

夕方の浅草②

 マジックアワーよりも少し遅いかもしれない。
 「異人たちとの夏」を思いながら街を歩く。

夕方の浅草③

 思えば…大林監督の「転校生」を観てからもう27年になるのだ(最初はテレビ放映で観た)。
 この時の衝撃をなんと表現したらよいだろう。
 ガツンと頭を殴られて左右に揺さぶられたようなショックだった。
 これほど繊細で叙情的な映画を撮る人が日本にいたのだ…。

夕方の浅草④

 「異人たちとの夏」の劇中、「今半別館」で主人公と両親がすき焼きを食べる。
 日が沈む少し前の光が美しい。

 そして…この時が主人公と両親の永遠の別れになる。
 涙があふれて止まらない。 

夕方の浅草⑤

 ご存知のように大林監督はその後、「転校生」を初めとする「尾道三部作」、「新尾道三部作」を撮る。

 僕は尾道に何度も足を運んだ。
 初めて尾道を訪れた時は尾道中を歩いた(まだ「ロケ地マップ」がない時だった)。
 映画の中を歩いているような気がした。そして無性にさびしくて切ない想いが心を占領した。

夕方の浅草⑥

 平成に入ってからも大林宣彦監督作品は公開されている。

 「青春デンデケデケデケ」は観音寺を舞台にした素晴らしい作品だった。
 兵庫に出張した際、フェリーに乗って四国に渡った。
 真夏の観音寺を汗を流して歩いた。

 「なごり雪」を観て震えた。
 この痛み…今の僕には映画館で観た時以上にわかるような気がする。

 大林監督が名古屋を舞台に映画を撮った。
 今年公開が予定されている。

大林宣彦監督「夢の川」

 これからも僕は大林宣彦監督作品を観続けるだろう。

 ありがとうございます…大林宣彦監督。
 
(すべて携帯カメラで撮影)

テーマ:映画 - ジャンル:映画

  1. 2010/08/02(月) 19:48:38|
  2. 映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

NOBUさん、こんばんは。
コメントご無沙汰してしまいました。
大林映画のファンの方としてはどう思われるかわかりませんが、趣味が悪いので、実は「ハウス」が好きです(笑)。
この間、レンタルのホラーコーナーにDVDがあって、「ハウスだ! 大林宣彦のハウスだ!」と、テンションが上がって、見てしまいました。二度目……だったと思います。
今見ても最高にイカれてて、娯楽作としてサービス心旺盛で、サム・ライミもびっくりのすごい映画です。

  1. URL |
  2. 2010/08/04(水) 00:10:37 |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集]

ありがとうございます

 狛さん、こんにちは。

 ありがとうございます。

 大林宣彦監督の「ハウス」を観た時はびっくりしました。
 何て言いますか…「オモチャ箱をひっくり返したような」感じがしますね。

 大林監督のサービス精神旺盛なところと、当時のオプティカル技術を中心にした特殊撮影と、どこか退廃的な雰囲気が全編に流れる不思議な作品でした。

 サム・ライミと共通するのはサービス精神が旺盛なところでしょうね。

 今でも「ハウス」を大林監督作品のベストとしてあげられる方がいらっしゃいます。
 ご存知でしょうか…大林監督が自主制作した「いつか見たドラキュラ」という作品があります。
 あのストーリーがあってないような感じは「ハウス」にもあるような気がします(サービス精神にあふれていますが…実は「ハウス」は作家性もかなり強い作品だと思っています)。

 特殊撮影では…この延長線上で「ねらわれた学園」があります(この作品…ある意味「いっちゃっている」と思います)。盟友の石上三登志さん(映画評論家)が「ねらわれた学園」をご覧になって…大林監督に「あなたはSFじゃなくてファンタジーの人だ」と言って、「オズの魔法使い」のビデオを渡されたそうです。その後撮られたのが「転校生」です。
 
 「転校生」はモノクロから始まってカラーになり…ラストはモノクロになります。
 「オズの魔法使い」もモノクロからカラーになり…最後はモノクロでした。
 「ねらわれた学園」で用いられた特殊撮影はぐっとおさえられて…男女の体が入れ替わる理由を説明しないファンタジーになっています(SFでしたらある程度科学的な説明が必要でしょう)。

 石上さんのアドバイスにこんな形で応えたのですね…。
 余談になりますが…このエピソードを知って、映画作家と映画評論家の理想的な関係性を感じました。
  1. URL |
  2. 2010/08/04(水) 00:44:48 |
  3. NOBU #bf2PXrYQ
  4. [ 編集]

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